12の精霊核

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epilogue(終わりは始まり)

 ジーゼの語る物語はこれでお終い。じゃあ、ジーゼと一緒に森の外に出てみましょう。エルフの森の外れにあるこぢんまりとしたお店。ここがクリルカの「耳長亭」です。
 勘のいいあなたならもうお判りですね? そう、この物語は遠い“昔”の思い出です。
 さて、これからはわたしたちの語るリテールの“今”が始まります。
「十二の精霊核」の名で知られる伝説の真相究明の物語。実はこのお話、わたしたちがこの森でジーゼと出会う前から始まります。え? 「じゃあ、『The Main Story』は何なんだ?」って? そう……、ジーゼや久須那たちがリアルタイムの眼差しで見てきた「十二の精霊核」の違う一面。そして、わたしたちが追い掛ける「十二の精霊核」の伝説は遠い過去の出来事です。
 では、ジーゼとは一度ここでお別れして、今度はわたしたちと一緒にリテールの“今”を旅しましょう。あ、その前にクリルカの十回目のお誕生日。お祝いしていってくれますよね。ここまでともに来てくれたあなたはもう、他人じゃないのですから……。

Story Tailer(Prologue, Interlude1,2,3 & Epilogue)
 協会黎明時代遺跡発掘隊・監督 デュム・レ・ドゥーア(デュレ)