COLOR-AP CHARACTER INTRDUCTION |
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COLOR-AP 登場キャラクター紹介 |
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COLOR-APの六つのシリーズに登場したキャラクターの紹介です。このシリーズではいわゆる種族は“天使”、“エルフ”、“人間”、精霊”の四つのカテゴリーに分けられます。その中でさらに細分されている場合もありますが、まずはここが基本です。このページでは登場キャラクターを種族ごとに分類して、それぞれのページで紹介します。ちなみに、名前の横にある英字は登場するシリーズの略称となり、以下の通りです。 TBE = The Bell of Eternity ―永遠を告げる鐘― |
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種族・精霊 一言で「精霊」というとその範囲はやたらと広いです。COLOR-APの登場キャラでいくとドライアードのジーゼに始まり、フェンリルのリボンちゃんや、バンシーのクリルカはもちろん、セレスやデュレまで含まれます。英語で言うと一括りに「elf」ですから。ですが、ここでは便宜的にエルフ以外のものを「精霊」と分類しますね。
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(1) ジーゼ<ドライアード> TMS TTC エルフの森のお嬢様、ドライアードのジーゼです。ご存じの通り[COLOR]の主要8キャラの一人ですので、名前は最初から決まっていました。ですが、COLOR-APでは“名無しさん”として登場してます。そう、サムが名付け親です。彼はある日、立ち寄ったエルフの森のドライアードに“ジーゼ”と名付けました。名はリテールの古代言語、エスメラルダ古語で“穏やかな情熱”と言う意味です。この名前の通りの性格です♪ まぁ、性格を考えてから名前の意味を考えたわけだから、そうなるのも当然ですけど。さて、そのジーゼは一見、大人しく見えます。実際そうですし、優しく柔らかい人柄なのですが。情熱に火を付けたり(この辺ならまだ可愛らしいですけど)怒らせたりしたら一番怖い(!)何せ、森を味方に付けてるわけで、その戦闘力は桁外れ。こうなってしまうと、久須那やサムなんて目じゃありません(笑)楽勝というわけにはいかないでしょうが(爆)あと、いつの頃からかは判りませんが森を出て近くのテレネンセスにお出かけする時には十字銃をお守り代わりに持ち歩いてます。 |
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(2) クリルカ<バンシー> TMS TTC バンシー、泣き女・クリルカです。十歳。彼女も主要8キャラの一人。で、一番最初のイメージイラストを描いた方の姪っ子さんがモデルになっているようです。COLOR-APでは生クリルカがどんな娘か判らないので、イラストのイメージからのみ性格的肉付けを行ってますけど。取りあえず、十歳と言うことではちゃめちゃ元気なやんちゃガールとして描いてます。そして、可能な限り可愛らしく♪ この年代の娘を書くのは初めてなので、ちょっと苦労しましたけど。さて、このクリルカは作中ではジーゼがエルダの欠けらを媒体にして自分の精霊核から「まゆ」として生み出しました。サムと申の思い出を元にしたわけです。そして、[COLOR]-AP-を読んだ方ならもしかして気づいてるかもしれませんが……、ケルトの民話や神話に出てくるバンシーとは違いますよね。バンシーは家に住む守護精霊でその家の者が死ぬととても悲しく泣くという精霊です。泣くだけらしいです。ちなみにバンシーとはゲール語の「バン・シー(女の妖精)」という言葉から来ていて本来女性の妖精のみを差すそうです。男は「ファー・シー(男の妖精)」と言うようです。クリルカは女の子だから全然問題ありませんよね? |
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(3) シルト<シェイド> TTC SAT 「12の精霊核」にてサム宅の地下倉庫に巣くっている闇の精霊です。「TTC」ではまだ精霊核の「赤ちゃん」としか出ていませんけど、彼(彼女?)にはとても重要な役割が当てられています。あまり書きすぎるとネタばれになってしまうのですが(^^;)まぁ、多少ならいいでしょうか? 作中でもちらりと触れていますが、デュレは後にシルトと主従契約を結ぶことになります。一応、デュレが上位と言うことになりますけど、とんでもない年の差カップルです(笑)そのシルトが“精霊”として登場するのはまだ先ですが、タイムトラベルを使った技を使います♪ 1292年で赤ちゃんですので、1516年で230歳くらい。昔の「TMS」の頃のジーゼと同じくらいの年で、精霊としてはまだまだお子ちゃまです。一言ではセレス以上のトラブルメーカーに成長するでしょう。あと、予定では口は悪く、反抗的なやつにしようかなと。けど、芯は従順なステキな精霊になるはずです。シェイドで色々調べると、どうやらこの精霊は“淋しがりやの女”としてかかれることが多いようですよ? ※シルトとは「砂と粘土との中間の粒径をもつ砕屑物」のこと。地質学からなので、一般に馴染みはないと思います。精霊にどこか不思議な雰囲気を持たせたかったので(^^)作中では古代エスメラルダ語で、リテール神話にでてくる漆黒の闇を統べる神様の名前です。 |
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(4) シリア<フェンリル> TTC HA フェンリルのシリアくんです。フェンリルは氷の精霊王で常にフラウ(氷の下位精霊です)を付き従えています。作中ではフラウを従えていることはありません。代わりに島エルフのセレスやバッシュと一緒にいますよね。姿形はオオカミで、非常に強大な力を持っています。「12の精霊核」ではそんな素振りはひとかけらも見せていませんけど、その実はやたら強かったりします。シリアは力を誇示するのは大嫌いのようで大概は喋れる程度のフツウのオオカミの振りをしてます。魔法学園などで遮蔽スクリーンを割と簡単に張れるくらいの力量があります。マジックスキルは上の上。ここにランク付けされる魔術師は稀なのです。サスケはシリアの“シルエットスキル”です。基本的にシリアとサスケは同じですが、別個の意志を持って存在してます。そこら辺が久須那のシルエットスキルとは違うのですが、久須那の場合は本体が封じられていることよる差です。そのお話は「12の精霊核」に譲りましょう(笑)そして、最後にあだ名の“リボンちゃん”この名はご存じの通りにセレスが付けました。理由は「そのつやつやの素晴らしい毛並みをリボンで縛ったら面白いかな〜って思ったから、キミはリボンちゃん」だそうです(__;)あとの方の話で、デュレが本当にリボンをくっつけてしまったので笑うに笑えない困った状況になってます。もちろん、リボンちゃんがですけどね。 ※シリアはシリアス(真剣)の意から。初登場がおちゃらけセレスと一緒だったので、そのお守り役の真面目なやつという意味も込めたつもりだったんですけど。地の文でもリボンちゃんになってしまって、本名はどこに行った状態です(汗) |
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(5) ちゃっきー<毒小人> TMS TTC SAT どこに分類する困ったのがこのちゃっきーどんです。別なカテゴリーを作っても、ちゃっきーだけならしょうもないので、精霊と一緒にしました。[COLOR]の設定からいくと精霊じゃないはずなんですけど、まぁ、いいことにしておきます(爆)で、毒小人。オリジナルの設定では食すとチーズケーキ風の味がして非常用の食料としてとっても重宝、食われても物理法則など数々の法則を無視して再生し、神出鬼没、いつどこでもポッと現れます。さらにちゃっきーは登場キャラたちの感情を増幅し、騒ぎ立てる役柄を与えられています。もちろん、-AP-ではオリジナルの設定を引き継いでます♪ このちゃっきーどんというキャラもかなり難癖があって、「TMS」や「12の精霊核」においてその時代考証をぶち壊して歩きます(笑)話をごちゃごちゃにして楽しみ、テキトーに話せる人と見るといなやマシンガントークが炸裂します。ついでにサムの発する毒電波の受信機を備えているようで、サムのそばにいることが多いようです。サムがいなくなってからはジーゼの財布だけが頼りだったようで「TMS」終了後から「12の精霊核」開始までエルフの森に居着いていました。けど、ちゃっきーの底なし胃袋はジーゼの悩みの種だったようです。 |
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(6) エルダ<ウンディーネ> TMS 時々、思い出したように出てくるのがエルダです。「TMS」から始まって「12の精霊核」まで様々な形で物語に関わってきます。“精霊”としては一度も出て来ず、“精霊核の欠けら”としてだけ登場する変わったキャラです。キャラじゃないのかもしれないけど、少なくともただの物ではないんです。初出はアルケミスタの牧師から申がもらったシーンです。牧師さまはエルダ本人からその欠けらを受け取っているのですが、作中では語られていません。ただ、エルダが精霊核狩りの犠牲になってしまったことは変えようのない事実です。そして、幾つかの重要なイベントのキーになってます。ジーゼが消えてしまうのを抑制したのも、クリルカが生まれたのも、セレスやデュレが過去へと行けたのも全部、エルダのお陰。陰の主役的存在ですよね(笑)結局のとこは全て結果論なんですけどね(^^;) こうなるとは書いた本人でさえ思っていなかった。 ※エルダは英語の「elder(年長者)」からです。エルダはアルケミスタ近くの湖の精霊でした。ジーゼよりも年上という意味で彼女にはエルダと名を付けました。 |
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(7) ゼフィ<フラウ> TTC 最初から行く先が決まっていたキャラクター、ゼフィ。ゼフィは氷の精霊・フラウであり、その上位精霊にあたるフェンリルのそばに付かず離れず存在する精霊です。12の精霊核ではサスケのパートナーで、ホントのところはリボンちゃんのパートナーじゃないんですよね(^^;) このゼフィ、洞察力が大変優れています。色々と物事を調査し、筋道を立てて全体を見通すことが得意なんですね。そして、いつも大人びた雰囲気を湛えるポーカーフェイス。もちろん、何を考えてるんだか、全然判らない迷夢とは違いますよ。どっちかというと、何が起きても動じることのない鉄壁の精神力、とても頼りに出来るお姉さま気質とでも言うのかな? みんなの前では飄々としながらも、面倒見のいい優しいお姉さん。しかし、ゼフィの運命はその命名以前、フラウとしてしか物語に登場していなかった頃から決定づけられていました。最初から“死”が約束されていて、こういう順番でキャラを描いたのは初めてのこと。淋しい限りなんだけど、物語の“今”にゼフィがいない以上は覆すことの出来ない事実でした。(涙) ※名前の由来は「.hack〜黄昏の腕輪伝説」から、アウラの娘・ゼフィから。「.hack」のゲームは有名だと思うけど、「腕伝」を知ってる人ってどれくらいいるんだろう? |
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(8) ティム<サラマンダー> TMS TTC やんちゃボーイとは彼のこと? 異彩(炎)の精霊サラマンダーこと、ティムくん。初出は「エンジェリック・エンブレス」第四話のはずだったのですが、公開が遅れてしまい「12の精霊核」の第十九話が初出演になってしまったという経緯があります。おかしいな。(汗)さて、このティムくんですが、自信過剰の自惚れやさん、朗らか朗らかで憎めない性格をしています。けど、異座って時によく大ぽかをやらかすんですよね。「お前、ここが見せ場だろっ?」ってところで必ず、期待を裏切ることなくミスります。だから、本当の実力をなかなか認めてもらえないという可哀想な方で、呼ばれて飛び出るたびに、自身の株を落としまくってます。ちなみに、ティムはサムっちの“たらし仲間”と言う設定です。これはもちろん、お判りですね(^^) 「女とあっちゃぁ手を出さねぇワケがねぇ」とちゃっきーに評されるサムっちの相方ですから、女たらしっ! サムがティムのお師匠さまです(笑) ※哀しいほどに他意はありません。元気そうで、楽観的でどことなくおバカさんぶりを感じさせるようないい名前はないかなと考えて、ポッと浮かんだのがティムでした。 |
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(9) サスケ<フェンリル> TTC 野山や雪原を我がもののごとく疾風のように駆けめぐる姿が美しい、リボンちゃんの親父殿です。シルエットスキルとして登場するサスケとは何の関係もありません。そのはずです(汗)実際のところは諸説があるのですが、語ってもしょうもないことですね(__;)上のシリアの項目ではあのように書いてありますけど、紆余曲折があったキャラの一人です。ぶっちゃけた話、12の精霊核の途中まで、彼はシルエットスキルではなく本当にフェンリルで、もしかしたらリボンちゃんの子供? と言う線もあり得ました。だから、リボンちゃんを親父殿と呼ぶんですよね、シルエットスキルのサスケくんは。それはさておき、サスケは氷の精霊王。残り半分の伝説編での彼は現時点でのリボンちゃんよりもずっと格好良く、強いことになってます。迷夢に言わせるとサスケは「ダンディで格好いいのよ」らしいです。まぁ、クールなナイスガイを目指して描写したつもりですが、どうだったんでしょうか? とにかく、頼りがいがあり、サスケさえ一緒にいてくれたら、共に戦ってくれたら、それだけで士気の向上、安心して戦える。そう言った名指揮官になるように思い描いていました。 ※Just systemの製品名にあるサスケから。一太郎、三四郎……。発想の根拠はそこら辺にあります。 |
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(10) ルーン<クロニアス> TTC HA 時を司る精霊、双子のクロニアスの片割れ、お姉さんのルーンです。「12の精霊核」を書き始めた頃には影も形もなかったのですが、極々最近になって突如現れました(汗)何でだろう。と言いますか、既知の精霊核の色が12種類あったら、それぞれの色にどんな精霊が当てはまるんだろうねと相方さんとお話になりまして、その中に紫色の精霊核を持つ時の精霊としてクロニアスが生まれた訳です。では、何故に双子なのか。それこそ何ででしょう? まぁ、精霊核と精霊が一対一で対応してる必要もないだろうと言うことです。さて、時の精霊たちの役割は何かというと、流れる時を監視し、逸脱しないように調整すること。クロニアスにとって時間とは未来へと流れていくだけの存在ではなく、四次元的に感じられます。つまり、三次元での縦横高さの立体と同じく、時間も自在に移動できると言うことですね。これを説明し出すと紙面が足りなくなるので、割愛しますが、ある程度までのことは作中にて説明してあります。で、ルーンはラールのお姉さん。トレードマークとして大鎌をいつも持ち歩いています。何に使うのかは知りませんが(^^;)性格は至って温厚……のように見せかけて、かなりの激情家と思われます。時を監視すると、ストレスが凄いんでしょうか? 時々、弟のラール相手に爆発して憂さ晴らし♪ また、かなりかたそうに見えるんですが、それなりに融通の利く方です。 ※ルーンとは言わずと知れたルーン文字のルーンです。そして、闇に葬ったわたしの作品のヒロインの名前でもありました。 |
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(11) ラール<クロニアス> TTC HA 双子のクロニアス。弟のラールです。お姉さんとは反対の性格をしているようで、いつも飄々、何を考えているのか判らない。そんなお方です。時々、ルーンの痛いところを突っついたりして、遊んでいます。ルーンには甚だ迷惑な話なんだろうけど、ラールはとても楽しんでおられるようです。そのラールのトレードマークは巨大砂時計。抜群の見やすさです。ルーンの大鎌と一緒でこれもまた何に使うのか知らないですが、何かのタイムリミットを知ったりするのに役立つようです。 ※この名前も闇に葬った作品のヒーローの名前からです。ルーンとラールでくっついていたんで、ちょうどいいかなと思って、こちらでも採用しました。(__;) |
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(12) ロミィ<不死鳥> TTC かつて、レルシアが手にしていたという未来を見透かす万里眼と黒き翼の災厄を呼ぶ天使、マリスが手にして生まれたという不死鳥の卵。その類い希なもの同士が一つになってできたのが、未来を見透かす不死鳥の卵。こうなる前に、迷夢は勝手に万里眼にロミィと名前を付けていたのですが、結局、それがそのままこの“未来を見透かす不死鳥の卵”の名前になって、そこから生まれた不死鳥、フェニックスの名前になったわけです。(^^)このロミィはセレスのところに居候しています。TTCが終わってからさらにその先未来永劫に近いくらいセレスと共に過ごしていくことになろうと思います。(ここではネタばらしになるので敢えて書きません)当然のことながら(?)ロミィとセレスは水と油、犬猿の仲ならぬ、エルフとフェニックスの仲で仲がいいのか悪いのかしょっちゅう火花を散らしあいます。立場的にはロミィの方が微妙に上らしく、セレスがロミィの要求に折れる形でケンカは収束するようです。ちなみに、ロミィのお気に入りの場所はセレスの頭。鳥の巣の方でとても居心地がよいようです(笑) ※知る人ぞ、知るアメリカのSFドラマ、ジーン・ロッテンベリー原案の“アンドロメダ”の宇宙船(アンドロメダ・アセンダント)のアンドロイドの愛称・ロミィからです。 |
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(13、14) ルシーダ、エミーナ HA 風の精霊、ルシーダとエミーナです。姉貴がルシーダ、妹分がエミーナ。彼女たちは双子で、よく「風の双子」などと呼ばれる風の精霊、シルフェです。リテールの遥か西方、サラマンダーズバックを越えて、さらに奥、ドラゴンズクレイブにある風の双塔に住居を構えていて……と言うよりはむしろ、古の人々が風を祀って建てた風の双塔に精霊核ができ上がって、精霊が生まれて、そこに住んでいると言うのが正解かもしれませんが(汗)ともかく、二人は陽気な姉妹なことでしょう? 性格的にはエミーナの方が若干大人しくで思慮深いイメージ。ルシーダがどちらかと言うと積極行動派と言うところでしょう。けれど、この二人、当初はCOLOR-APの六つのシリーズの中に登場予定はなくて、登場しても次の別シリーズ「純白の年代記」からの予定でした(爆)その為、わたし的には設定が煮詰まってないんですけど、ええ、もう、「ハローアゲイン」の物語構成上、どうしても出演願いたかったので、登場願いました。 ※命名は創作パートナー・晴嵐改さんです。車好きの方には予想が付くんじゃないかなぁと言う名前です。はい、トヨタエスティマの双子の姉妹、ルシーダ、エミーナです。 |
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原案:Total Fantasy Project [COLOR] 原作、COLOR-AP設定原案:篠原くれん オリジナルキャラクターデザイン、設定協力:晴嵐改
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